【ANAインボラアップグレード】羽田ーニューヨーク線ビジネスクラスの旅
毎日バタバタでなかなか更新できませんが、今回はちょっと特別なことがあったのでブログに残しておこうと思います。タイトルの通り、今回のニューヨーク出張でインボラが発動しました!ラッキーでした!
搭乗日前日のオンラインチェックインの時点で以下のような画面が表示されました。
やったー!!と大喜びしましたが、実はそんなにビックリはしませんでした。なぜなら、今回のニューヨーク線、私は自分がかなりの確率でインボラアップグレードの対象者に選ばれるのではないか、と期待していたからです。
今は8月中旬。お盆明けと言えども、夏休みバカンスシーズンです。航空会社の繁忙期です。しかもビジネス客が少なく、旅行客の割合が増える時期です。この日のこの便は、ニューヨーク線のなかでも時間的に人気な便でした。言うまでもなく、エコノミークラスはどんどん埋まっていき、残席はかなり前から少ない状態でした。私が予約した時点ですでに、これは絶対にエコノミークラスの定員以上の予約をとって、何人かビジネスクラスへ移動させ、ビジネスクラスの人もファーストクラスに移動になるだろう、ということが予測されるような予約状態でした。私はホテルで働いていたことがあり、客室の割り振りとかもしたことがあるので、この辺の感覚はなんとなく想像つくのです。
もちろん、インボラ発動は、前日の座席の割振りのときに限りません。空港でチェックインするとき、搭乗直前、突然呼び出されるなんてケースもあると思います。しかし、私の予想では、今回は確実に前日の座席の割振りの時点で誰かをアップグレードするであろうと思っていました。どう考えても、すべての調整を当日にすると混乱しそうな内容に思えたからです。ちなみにもしオンラインチェックを試したとき、何事もなければオンラインチェックはしない予定でした。当日チェックインカウンターのインボラの可能性がなくなるからです。
前日座席調整でアップグレードする際にはその顧客がどのような搭乗履歴を持っているか、普通に考えてチェックしますよね。ANAのマイレージ会員であることは外せないと思います。そして、今回の便はおそらく満席かそれに近い状態。できるだけ飛行機慣れしている人、そしてビジネスクラス経験者の方がスムーズです。また、このホリデーシーズンに1人で搭乗する人の割合は減ってくると思いますが、やはりインボラ対象者は1人で搭乗する人がやりやすいと思います。
私はニューヨーク線のビジネスクラス経験者ですし、今年の5月のシドニー線はマイルでビジネスクラスにアップグレードしました。どちらもフルフラットタイプのビジネスクラス。シドニーは深夜便でしたが、すでにニューヨーク便のビジネスクラスの経験者ということは、この場合かなり良い履歴だと思います。そして、ここ数年は年に何回かは海外に行き、国内線もそれなりの頻度で使用しています。大抵1人で搭乗していることや大阪ー東京の利用が比較的多いこともあり、その履歴はビジネス客を彷彿させます。それに家族旅行の履歴もあり、すでにブロンズステイタスで、現在予約分でプラチナは約束されています。自分で言ってしまいますが、けっこういいお客さんなんです。
もちろん、この程度のいいお客さんはたくさんいると思います。でも、このような人がエコノミー席がすでにすべての座席指定済みにもかかわらず座席未指定であぶれていたら、当日空港でのチェックインの時に無駄な調整を増やすよりも、前日の段階でインボラアップグレードにすると思います。少なくても、私なら絶対にインボラ対象者に選びます。
ということで、わざと座席未指定にしました。私は長距離フライトではいつも通路側を選択するのですが、真ん中の席になるリスクを鑑みても今回のこの選択はかなりの確率で成功すると思っていました。それにはただ単にいいお客さんであるだけではなく、多くの偶然の要因も必要です。直感に頼った部分もありますが、今回はその条件が相当いい状態にそろっていたと判断しました。そして、ラッキーなことに、見事成功!!ニューヨークまでビジネスクラスで快適なフライトを堪能しました!!日々の疲れがたまっているので助かりました。
アメニティ。
食事は和食の銀座奥田のコラボメニューにしました。おいしかったです。
ピエールエルメのデザートもおいしかった!
ビジネスクラスに乗るとなぜか食べたくなる一風堂もいただきました。
朝食も和食をいただきました。
もちろん、多くの場合はそんなに条件がぴったりくることはないと思うので、ただ単に満席っぽいから座席指定を外したという場合は、中席になる可能性が高いということも書いておきます。そして、今回、私は意図的に行動して成功しましたが、もしかしたらこれもただの偶然かもしれません。
ちなみに、顧客情報で小さい子どもがいることが伝わっていたので、CAさんがトランプとスターウォーズのオモチャを席まで持ってきてくださいました。これも嬉しかったです。
そして、またひとつ、ANAが好きになりました。こうして囲い込まれていくのですね。
ANA☆Star Wars Jet☆搭乗記
ご存知の方も多いと思いますが、今ANAはスターウォーズプロジェクトなるものを実施中で、期間中にスターウォーズとコラボした飛行機が運行されています。現在はランダムに運行されているC-3PO ANA Jet。飛行機ファンとしては、乗りたいなー。乗りたいなー。と思っていました。それが運良く大当たりしたのです!!!!!!!もう、大興奮でした!!!
最終便だったため、外が暗く、残念ながら飛行機の写真がうまく取れませんでしたが、肉眼で見た迫力はすごく、とっても感動しました!!!
これは着陸後の写真です。たくさんのお客さんが、なんとか記念撮影しようとガラスに張り付いていました。搭乗前には(私も含め)スターウォーズジェットが大当たりしていることに気づいていなかった人がとっても多かったみたいです(もったいない!!!)
この幸運に気がついたのは、飛行機に足を踏みいれようとした時。何やら聞き覚えのある音楽が。。。そう、スターウォーズのテーマが飛行機の中で奏でられていたのです!!!このプロジェクトのことはもちろん知っていたので、メチャメチャテンション上がりました!!!
そして、マニアだからこその勘が働きます。キャンディーのセルフサービスの場所に、もしかしたらポストカードサービスがあるかもしれない!!!と思い、キャンディーのもとへ。
勘は的中!!!レア感がたまりません!!!2枚もらっておけばよかった。。。なんていう後悔をしているくらいです。
機内はもちろんスターウォーズモード。
CAさんのエプロンも、もちろんスターウォーズ。
近いと気まずいので、遠目からの撮影です。
サービスドリンクのカップも。
機内アナウンスの後は、スターウォーズに由来すると思われる独特の機械音が毎回流れていました。
飛行機を降りるときには、搭乗記念カードがもらえました☆
更新をする余裕が最近なかなかないので、興奮が冷めないうちに、とりあえず記しておきます☆本当にラッキーでした☆☆☆
ANA会社都合の欠航対応 in New York
ニューヨーク出張からすでに2ヶ月。忘備録として書こう書こうと思って書けていなかったニューヨークJFK空港での欠航事件についてです。事件(?)の渦中にいるときは最悪な気持ちでしたが、終わってみたらレアな経験でしたし、いい思い出です。いい思い出になったのも、宿泊費や交通費が無料だったからですけれど。。。天気都合等の場合は、ホテルやタクシーの手配はしてもらえますが、それらの費用が自費になるので、そうなったら痛い思い出になっただけかもしれません。
さて、2月のニューヨーク出張。2月ということで、ニューヨークはめちゃめちゃ寒いだろうなーと思って行ったら、滞在中は日本よりずっと暖かかったです。いい時に来たなーと思っていましたが、帰国日の朝、外は大雪で真っ白。1日でこんなに変わってしまうのか!!!とすごく驚きました。午前便でしたが、欠航連絡はなかったので朝7:00にはホテルを出発。スーツケースを持っての移動は大変でした。
空港行きのバスに乗り、空港に向かいましたが、辺り一面銀世界。欠航連絡はなかったけれど、バスは雪のため、のんび〜りと進み「飛行機に乗り遅れる!?」と恐怖を感じていました。やっとの思いでJFK空港に着いたら、雪が落ちつくまで遅延とのこと。まぁ、納得でした。滑走路は真っ白。
天気の影響で午前出発が15:00出発になったとのことで、ANAからランチのためのバウチャーをもらい、空港内のランチタイムを過ごしました。
ランチも終え、すでに4時間以上の遅延。15:00になりましたが、搭乗予定の飛行機はまだワシントンから飛び立っていないとのこと。あぁ、まだまだだなぁとため息混じりに待っていました。こういう時は、ほんとーーーにラウンジに行きたいです。ユナイテッド航空のラウンジチケットでもヤフオクで購入しとけばよかったと激しく後悔しました。とにかく、手持ち無沙汰だしヒマで仕方がない。ドイツでルフトハンザのストライキを経験したときも思いましたが、ラウンジ利用ができることは、こんな時には特に価値があります。
でも、吹雪はおさまり、少しずつ滑走路の視界がクリアになってきました。もうちょっとの辛抱だなと思いました。そこから、1時間、2時間と経過し、だんだん眠くなり、空港のイスで夢の中へ。時刻は17:00。白昼夢のような状態の時に、信じられないような言葉を聞いて飛び起きました!!
「ANA成田行きは欠航になりました!!」
空港内はザワザワ!!えー!欠航??こんなに待ったのにー!!!と疲れがどっと出てのを覚えています。そして、何より子どもを親に預けており、親は私のいない日にだけ仕事を休んでいた(私の帰国日から仕事がある)ことになっていたので、激しく焦りました。
スタッフの方によれば、搭乗予定の飛行機がワシントンからニューヨークに向かっていたのですが、何らかの理由で接続に失敗し、規則上ワシントンに戻らざるを得なくなったとのこと。これはよくある天候の事情とは少し違って、天気的にはこのままニューヨークに飛べるけれど、ニューヨークに向かってしまうと空港法的なものに引っかかってしまうとのことでした。
まず、ビザの関係で諸々の問題が生じる外国人から優先的に振り替え手続きがはじまり、特に問題ない日本人は、交通手段と滞在先のホテルが確保できるまで待ってくださいとのことでした。会社都合の欠航なので、費用はANA負担とのこと。でも、子どものことがあり、さらにとっても長い時間待った上の欠航は、精神的にかなり参りました。
実家にLINE通話で事情をなんとか説明し、さらに1時間待っていると18:00発羽田行の乗車客がどんどん集まってきました。17:50くらいに「18:00発羽田行は30分遅れます」とのアナウンスが。。。搭乗ゲート付近は「えーーー!!」っとザワザワ。不満の声が聞こえます。「今日帰れるんだから、いいじゃん!!」と思ってしまいました。。。きっと成田行、待ちぼうけ組の多くがそう思ったことでしょう。
そこから数十分。やっと交通手段とホテルの手配ができたとのことで、待ちぼうけ組はゾロゾロと移動開始です。免税品は持ち出せないため返品し、ANAが用意してくれたシートふかふかでちょっとだけ立派な貸切バスに全員で乗り込みました。そこから早速ホテルへ移動開始となりましたが、どこに行くのかは分からないまま1時間弱かけて移動しました。
着いた場所はロングアイランドのマリオットホテルでした。
こちらは朝の写真ですが、着いたのは夜で真っ暗でした。やはりクレームを避けるためにもいいホテルが用意されていました。1人で泊まるにしてはお部屋も広かったです。
もちろん、朝夕食付きです。
夕食ビュッフェ。
朝食ビュッフェ。
オシャレなバーなどもあったみたいですが、あまりにも疲れていて、その日の夜はぐっすりでした。完全に疲れ切っていましたが、同行されたANAスタッフ3名のサービス対応は見事かつ、用意された宿泊先も交通手段も快適で、ここまでしてくれたなら仕方なかったな、という気持ちにさせるものがありました。クレームにはまずならないでしょう。それに、クレームになりかねない事情を抱えた人は、すでに別便切り替えしてもらっていたと思います。上級会員だと対応は違うのかな??その辺りは分かりません。ただ、荷物にプライオリティタグが付いた人も何人か待ちぼうけ組にはいました。
翌日早朝は、待ちぼうけ組全員でバス移動。天気は良好。無事に15分遅れで離陸しました。
なかなかしんどい経験でしたが、終わってみればいい思い出の欠航体験でした。
夏には夫の仕事の休みが上手く取れれば沖縄家族旅行を予定しています。修行とは関係なく、夫が沖縄に行きたがっているという、ラッキーな状態です!
平会員でもアップグレード空席待ちでANAビジネスクラスに搭乗!ANAニューヨーク便ビジネスクラス!
上級会員でなくても、変更可型チケットのアップグレード空席待ちでビジネスクラスに搭乗できる可能性はゼロではないという話です(9月中旬のニューヨーク線)。
2016年9月中旬にブラジルに行きました。成田→ニューヨーク→サンパウロ→目的地というフライトで、片道だけでほぼ2日かかりました。チケット購入がギリギリになり、ニューヨーク線が変更可型のものしか残っていませんでした。
せっかく可変型だったのでアップグレード空席待ちをしました。なかなかアップグレード可能ランクのチケットを購入する機会がないので。。。でも、上級会員でもないので、アップグレードされる確率は低いだろうなぁと思っていました。ネットで調べてみても、上級会員でなかったらほぼ不可能という書き込みが目立ちます。
当日、チェックインカウンターで荷物を預ける際、グランドホステスさんにアップグレード空席待ちの旨を確認されました。そのとき、2人のグランドホステスさんの雰囲気から、「あれ?もしかしてビジネスクラスいけそう??」というような印象を受けました。ビジネスクラスにアップグレードできたら、呼び出しのアナウンスが流れるとの説明を受け、ドキドキしながらその時を待ちました。。。
しかし、アナウンスは流れず。。。やっぱりネット情報どおり、上級会員でもないのにアップグレードなんて不毛だったのかなとガッカリしていました。
しかし!!!
搭乗ゲートを携帯QRコードで通過しようと思ったらエラー音!!!!!
もしや!!!と思いました!!!
「お客様のチケットはビジネスクラスにアップグレードされました」
と言われて、一桁の数字の座席番号がついたフライトチケットを渡されました。どうやら私がアナウンスを聞き逃していたみたいです。ラウンジが使えなかったのは残念でしたが、成田発ニューヨーク線のビジネスクラスに乗れることにウキウキしながら搭乗しました!!!
中に入ると、完全フラットになる憧れのビジネスクラスシートが目の前に!!やったー!とテンションが上がりました。
写真はANAホームページのものです。もっと写真撮っておけばよかったです。
ビジネスクラス搭乗者にもらえるアメニティはこんな感じです。まだ大切にとってあります(笑)
ビジネスクラスのディナーは、和食と洋食で選べます。私は洋食をチョイスしました。
妊娠以来、お酒はもちろん封印していましたが、まさかのビジネスクラスのシャンパンで解禁でした。
朝はお腹いっぱいだったので、軽食の一風堂ラーメンをいただきました。
平会員でもアップグレード空席待ちで恩恵にあやかれたなんて、きっとラッキーだったのだと思います。SFCを取ることで、こういう機会の可能性があがればいいな。そして、陸マイラーとしてたくさんマイルをゲットできるよう、この1年を過ごしていこうと思います。
2017年SFC修行+陸マイラーデビュー!
マイルの価値は高い!とはずっと思っていました。そう思ったきっかけは、知り合いの方にシンガポールとタイのビジネスクラスの特典航空券をプレゼントしてもらったことでした。ビジネスクラスに初めて乗ったとき、シンガポール航空のCAさんにウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただき、シンガポールスリングをいただき、ワインをいただき、以下略…。チャンギ空港のラウンジも最高でした。こんな旅行を自分の力でしてみたい、と強く思ったのを覚えています。
研究で海外や国内の出張に行くことが増え、飛行機に乗ることでマイルがある程度たまるようになりました。はじめての特典航空券は、両親へのシンガポール旅行のプレゼントでした。私はガイドとして、シンガポールで両親をアテンドしました。飛行機にほとんど乗ったことがない両親は、飛行機に乗るだけで本当に喜んでくれました。母は帰りの飛行機の中で感動のあまり泣いていました。すごく楽しかったみたいで、父は「年金がもらえるようになったらハワイに一緒に行きたい」と帰省するたびに言ってきます。
続いてマイルの恩恵を得たのは、ブラジルに行ったとき。成田ーニューヨーク線のビジネスクラスアップグレードでした。はじめて自分の力でビジネスクラスに乗ったんだ!!と嬉しくなったのを覚えています。
もともと、幼い頃から海外に憧れ、十数ヶ国に行ったことがあります。子どもたちが幼いうちから家族で海外に行き、たとえ記憶に残らないとしても違う文化の空気を吸ってほしいと思っていました。諸説ありますが、記憶に残る残らない関係なく、幼い頃に受けた刺激は子どもにとって大きな財産になると信じています。
要するに、とにかく家族で毎年海外に行きたい!両親もまた海外に連れて行ってあげたい!という気持ちが強いのです。しかし、それにはマイルが全然足りません。。。
とりあえずラウンジや特典航空券の取りやすさに魅力を感じていたので、2017年には家族旅行and修行をプラスすることで、SFCカードをゲットすることを目論んでいます。SFCワイドゴールドカードを審査を気にせず手に入れるために、先日ワイドゴールドカードに移行しました。
憧れのSFCカード
その経緯で修行関係のブログを見るようになり、陸マイラーの方々の存在を知りました。はじめは「なんか面倒なことをやって大変そう」と思いましたが、その期間はごく一瞬でした。ブログを読み込むうちに、陸マイラー活動は、労力と比べ物にならない程の恩恵を受けられることを悟り、気がついたらポイントサイトに登録し、ソラチカカードに申請し、本日初の外食案件(ランチ)をこなしました。。。
多くの陸マイラーブロガーの方がいらっしゃいますが、私は特にANAパパさんとすけすけさんのブログ(特に以下の2つの記事)を参考にさせていただいています。
陸マイラーの世界を教えてくださってありがとうございます。デビュー後、根気強く陸マイラー活動を続けていけるよう頑張ります!!!
非正社員もANAワイドゴールドカード(VISA)の審査に通過!
ANAワイドゴールドカード(VISA)審査に通過しました!!!
私はいわゆるポスドクという非常に「不安定なポジション」にあります。契約社員に近いかもしれません。昨今、高学歴ワーキングプアや奨学金返済問題が浮上していますが、まさにそんな業界で生きています。
そんな私にはゴールドカード発行は無理だと思っていたのですが、地道にカード実績を積み上げていき、おそるおそるカード切替を申し込みました。そして、無事通過です!!もちろん、身分や年収を偽ってはいません。
大学院生のときに海外短期研修を行ったことがきっかけでANAカードを発行しました。マイルの知識は全くなかったのですが、某教授に「絶対カードを作ったほうがいい」と言われ、なんとなくの気持ちで作りました。当時の研修先はカナダでしたので、エア・カナダが加盟しているスターアライアンス系列のANAを迷わず選びました。そのときは学生カードを発行したので、カード審査も余裕だったと思います。
大学院卒業後は、幸運にもポスドクに引き続き採用され、一般カードを経て、ワイドカードを発行しました。本当はワイドゴールドカードを発行したかったのですが、安定職でないとダメかと思い、あきらめていました。
しかし、同業の友人が院生時代に私と同じ身分でJALゴールドカード審査に通過したということを聞きました。そこで「私にも可能性があるかも!」と思って切替申請したのです。友人がそれまでに良質なクレジットヒストリーを有していたかは不明ですが、特別研究員はゴールドカード発行できます(この上なく極一部の人に向けての呼びかけです)。
※ちなみに、クレジットヒストリーとは、持ち主が毎月どれだけカードを利用しているか、遅延歴はないかなど、個人の一定期間のクレジットカード使用情報のことです。クレジットヒストリーはCICなどの個人信用情報機関に記録され、クレジットカード発行会社はクレジットカードを発行する際にCICの情報等も踏まえた上で審査します。
送付された書類を確認したら、私の場合、申請後4日でカードが発行されていました。学生カード時代を含め5年弱、ANAカードにて毎月ある程度の金額を利用しており、遅延歴はありません。登録した個人ステイタスは決してよくないので、これらの実績がものをいったのだと思います。
つまり、ANAワイドゴールドカード発行条件である「安定継続収入」の定義は決して「正社員」ではないということです。「その他」や「契約社員」という身分でも、優れたクレジットヒストリーがあれば「安定継続収入」があると認めてもらえるのです。
ANA VISAワイドゴールドカードは、ネット上ではある程度審査は厳しく、正社員の方でも審査に落ちている人がチラホラいるみたいですね。正社員で年収がそれほど高くなくても採用されている人がいれば、それなりの年収があっても落ちている人がいるようです。しかし、私のケースから明らかなように、正社員や事業主でなくてもクレジットヒストリー次第でANA VISA ワイドゴールドカードは発行可能です。
三井住友VISAゴールドカードは、もっとランクが高いことが予想されます。このカードはステイタスの象徴にもなっているようなので。しかし、三井住友系のクレジットカードの発行は、私のケースを考えればクレジットヒストリー次第と思われます。審査になかなか通過しない人は、いわゆる取得しやすいと言われているクレジットカード(楽天カードなど)を取得するか、(学振DCの方などは)学生時代に学生カードがあるクレジットカードを発行し、クレジットヒストリーを育てた後に、目当のカードを発行するのがよいかもしれません。(カード審査基準は会社ごとに違うと言われているので、他の会社のことは全く分かりません)。目当のゴールドカードがある場合、ステイタスに自信のない方は、まずは目当のカードの一般カードを育ててから切り替えるのが審査通過には効果的です。
ちなみに万が一、カード審査に落ちた場合は、半年間は再度(別の種類のものでも)カードを申し込まない方がよいです。CICはクレジットカード審査歴も記録しており、審査に落ちた情報は半年間は残っています。審査落ち歴がある場合、他のクレジットカードを申し込んでも問答無用で落とされることもあるそうです。同一のクレジットカードならなおさらです。半年間耐えて、悪い情報が消えるのを待ちましょう。
しかし、総じて昔に比べてゴールドカードの審査は緩くなっているのでしょうね。私はANAゴールドカードが目当てのカードだったので、ありがたい限りです。
双子ママのANAマイルと世界の旅記録
はじめまして。
1歳の双子の母であるワーキングマザーです。お仕事柄飛行機を利用することが多くなり、4年ほど前からANAユーザーになりました。
JALではなく、ANAユーザーになったのは、特に当時かかわっていた研究が北米メイン(今も北米が有力)だったため、ワンワールド(JALが加盟している航空連合)よりもスターアライアンス(ANAが加盟している空港連合)が有益だったからです。スターアライアンスにはユナイテッド航空(アメリカ)とエア・カナダ(カナダ)が加盟しています。他にも、ヨーロッパ圏、アジア圏の多くの航空会社が加盟しているので、海外志向の方がマイルを貯めるならば、ANAユーザーになるのがお勧めです。ただ、一部JAL便しかない国もあるので、ご自身がどの国と交流が深くなるか、あるいはフライトが国内中心であるか海外中心であるかでANAかJALか、あるいは他の会社かを選んでいただくのがベストかと思います。
お仕事で飛行機にそれなりの頻度で乗る方はANAかJALのメンバーになり、プレミアムポイント or FRY ONポイントを年間50,000ポイント貯めることで入会資格を得る上級会員特典を半永久的に維持できるクレジットカードを人生の早い時期に手に入れることはかなりメリットのあることだと思います。上級会員にはさまざまな優遇があります。この優遇は特に海外出張をかなり快適なものにしてくれます。
通常上級会員のステイタスは、毎年該当ポイントをため続けることで維持されます。一度上級会員になっても、翌年にあまり飛行機を利用しなければ、次年度は平会員に戻ります。基本的にこのスタンスは世界共通です。しかし、日本の航空会社は、人生のうちでたった一度だけ年間50,000ポイントをためることで、このステイタスを半永久的に維持できます。ANAはスーパーフライヤーズカード(SFCカード)というクレジットカードに入会し、それを更新し続けるだけで、JALはJALグローバルカード(JGCカード)というクレジットカードに入会して、それを更新+年に1回飛行機を利用するだけで、上級会員の特権がずーっと世界の加盟会社で使えるのです!!こんな特典があるのは世界で日本だけです!!出張頻度が中途半端に高い人はこの特権がとても役に立つと思います。。
上級会員になれば、手荷物検査のあの長〜い行列にも並ばなくて済むし、数時間もある乗り継ぎの手持ちぶたさな時間は美味しい食事とお酒が無料で提供されるラウンジで快適に過ごせます。マイルが貯まれば特典航空券に交換しますが、その交換枠も優遇されています(平会員は本当に特典航空券が取りづらいです)。スーツケースの重さをあまり気にせずお土産が詰め込めるし、ビジネスクラスへのアップグレードもしやすくなります。飛行機に多く乗る人、特に乗り継ぎがある海外出張が多い人なら、この魅力には納得すると思います。
私は子どもがいることもあり、自由気ままな修行はできない立場にあります。これまでも行ってきた出張に加え、修行プラス家族旅行で達成を目指します。子どもが2歳未満は海外航空券が10%の値段、国内は3歳未満が無料なので、この機会を逃さずSFCをゲットし、家族4人分のチケットが必要な頃にはマイルで旅行に行けるようになりたいです。そのためにマイル獲得の裏技も習得中です。うーん、家族旅行は沖縄かシンガポールがいいな。。。なぜなら、PP効率がいいからです。。。
少しは誰かのためになる情報も書きたいですが、国内外の旅行(出張)の記録やANAマイルについて趣味満載で書いていきたいです。ANAマイラーの飛行機好きが周りにおらず、あんまりこんな話できないのでこちらのブログで発散していきたいです 。海外に家族で行くために、陸マイラー活動(飛行機に乗る以外の方法でマイルをためる人たちの活動)も決意しました。陸マイラーの方々のブログを読み込むことで、年間20万マイルほどがちょっとした労力でたまることが分かり、目から鱗です。
これからよろしくお願いします。