【ANAインボラアップグレード】羽田ーニューヨーク線ビジネスクラスの旅
毎日バタバタでなかなか更新できませんが、今回はちょっと特別なことがあったのでブログに残しておこうと思います。タイトルの通り、今回のニューヨーク出張でインボラが発動しました!ラッキーでした!
搭乗日前日のオンラインチェックインの時点で以下のような画面が表示されました。
やったー!!と大喜びしましたが、実はそんなにビックリはしませんでした。なぜなら、今回のニューヨーク線、私は自分がかなりの確率でインボラアップグレードの対象者に選ばれるのではないか、と期待していたからです。
今は8月中旬。お盆明けと言えども、夏休みバカンスシーズンです。航空会社の繁忙期です。しかもビジネス客が少なく、旅行客の割合が増える時期です。この日のこの便は、ニューヨーク線のなかでも時間的に人気な便でした。言うまでもなく、エコノミークラスはどんどん埋まっていき、残席はかなり前から少ない状態でした。私が予約した時点ですでに、これは絶対にエコノミークラスの定員以上の予約をとって、何人かビジネスクラスへ移動させ、ビジネスクラスの人もファーストクラスに移動になるだろう、ということが予測されるような予約状態でした。私はホテルで働いていたことがあり、客室の割り振りとかもしたことがあるので、この辺の感覚はなんとなく想像つくのです。
もちろん、インボラ発動は、前日の座席の割振りのときに限りません。空港でチェックインするとき、搭乗直前、突然呼び出されるなんてケースもあると思います。しかし、私の予想では、今回は確実に前日の座席の割振りの時点で誰かをアップグレードするであろうと思っていました。どう考えても、すべての調整を当日にすると混乱しそうな内容に思えたからです。ちなみにもしオンラインチェックを試したとき、何事もなければオンラインチェックはしない予定でした。当日チェックインカウンターのインボラの可能性がなくなるからです。
前日座席調整でアップグレードする際にはその顧客がどのような搭乗履歴を持っているか、普通に考えてチェックしますよね。ANAのマイレージ会員であることは外せないと思います。そして、今回の便はおそらく満席かそれに近い状態。できるだけ飛行機慣れしている人、そしてビジネスクラス経験者の方がスムーズです。また、このホリデーシーズンに1人で搭乗する人の割合は減ってくると思いますが、やはりインボラ対象者は1人で搭乗する人がやりやすいと思います。
私はニューヨーク線のビジネスクラス経験者ですし、今年の5月のシドニー線はマイルでビジネスクラスにアップグレードしました。どちらもフルフラットタイプのビジネスクラス。シドニーは深夜便でしたが、すでにニューヨーク便のビジネスクラスの経験者ということは、この場合かなり良い履歴だと思います。そして、ここ数年は年に何回かは海外に行き、国内線もそれなりの頻度で使用しています。大抵1人で搭乗していることや大阪ー東京の利用が比較的多いこともあり、その履歴はビジネス客を彷彿させます。それに家族旅行の履歴もあり、すでにブロンズステイタスで、現在予約分でプラチナは約束されています。自分で言ってしまいますが、けっこういいお客さんなんです。
もちろん、この程度のいいお客さんはたくさんいると思います。でも、このような人がエコノミー席がすでにすべての座席指定済みにもかかわらず座席未指定であぶれていたら、当日空港でのチェックインの時に無駄な調整を増やすよりも、前日の段階でインボラアップグレードにすると思います。少なくても、私なら絶対にインボラ対象者に選びます。
ということで、わざと座席未指定にしました。私は長距離フライトではいつも通路側を選択するのですが、真ん中の席になるリスクを鑑みても今回のこの選択はかなりの確率で成功すると思っていました。それにはただ単にいいお客さんであるだけではなく、多くの偶然の要因も必要です。直感に頼った部分もありますが、今回はその条件が相当いい状態にそろっていたと判断しました。そして、ラッキーなことに、見事成功!!ニューヨークまでビジネスクラスで快適なフライトを堪能しました!!日々の疲れがたまっているので助かりました。
アメニティ。
食事は和食の銀座奥田のコラボメニューにしました。おいしかったです。
ピエールエルメのデザートもおいしかった!
ビジネスクラスに乗るとなぜか食べたくなる一風堂もいただきました。
朝食も和食をいただきました。
もちろん、多くの場合はそんなに条件がぴったりくることはないと思うので、ただ単に満席っぽいから座席指定を外したという場合は、中席になる可能性が高いということも書いておきます。そして、今回、私は意図的に行動して成功しましたが、もしかしたらこれもただの偶然かもしれません。
ちなみに、顧客情報で小さい子どもがいることが伝わっていたので、CAさんがトランプとスターウォーズのオモチャを席まで持ってきてくださいました。これも嬉しかったです。
そして、またひとつ、ANAが好きになりました。こうして囲い込まれていくのですね。